異文化ペディア

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ビビンバの魅力について書いてみる

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韓国料理と聞いて多くの人が全く思い浮かべるであろう「ビビンバ」。

韓国語で書くと비빔밥で、意味は混ぜ飯、混ぜご飯。

僕はこのビビンバが大好きで大好きで仕方がない。

ちなみに、日本人の間ではどうも石焼ビビンバが人気のようだ。

確かに、お焦げ大好きな日本人にウケるのも納得がいく。

しかし僕は石焼ビビンバではなく、ステンレスの器に盛られた普通のビビンバが大好きだ。

白米の上にほうれん草、豆もやし、人参、ゼンマイなどのナムルとキムチが美しく盛られ、

その上には半熟の目玉焼きが載せられていて、

コチュジャンとワカメスープをぱっぱとふりかけて一気にかき混ぜ、

口の中に豪快にかき込む姿は、ともすると下品に映るかもしれない。

しかし、日本人がうどんやラーメンをすすって食べるのを「食いっぷりが良い」と評するように、

ビビンバもそのようにして食べてこそ「食いっぷりが良い」のである。


ビビンバの起源は諸説ある。

李朝時代、貧民層や奴隷階級が貴族の食べ残しを米と混ぜて食べていたことから来たとする説、

あるいは貴族階級の料理だったとする説など。

個人的には、両者が影響し合ったのではないかと思ってる。

まぁ、貧民層の料理が起源だからといって何だという話なのだが。

そこを挙げ連ねてバカにする人間は、程度が低くく異文化に対する理解も知識もないと言わざるを得ない。

深川飯だって元々は港湾の日雇い労働者向けのものだったわけだし、

フライドチキンだって黒人が白人の食べ残した鶏の内臓に小麦粉をまぶして揚げたものが起源だったわけである。

料理など、人の心と腹を満たせばそれで良いのである。


っとまぁ話が脱線してしまったが、

ビビンバの魅力は語っても語り尽くせない。


僕の地元の横浜にもビビンバの美味しい韓国料理店がいくつもある。

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写真は、福富町のミニコリアンタウンにある「麻浦カルビ」のランチビビンバ。

これで税込540円である。夢のようである。が、現実なのである。

このビビンバ、何が良いかってそこら辺のチェーン店のビビンバが束になってかかって来ても敵わないほどに美味いのである。

そして、チェーン店で普通のビビンバを食べようとすれば750円ぐらいする。

それを考えると、コスパが良すぎてニヤニヤが止まらない。

実際、食べながらちょっとニヤニヤしてたと思う(完全に怪しい客)

そして、無料でついてくるおかずとワカメスープも絶品。無料だからといって一切手を抜いていない。

実に粋な店である。

ちなみに、おかずは日によって違うので、写真と完全に同じものが出てくるとは限らない。

そこら辺は踏まえた上で、ぜひぜひ足を運んでみて欲しい。


ビビンバについてはまた今後も綴っていこうと思う。